「Movieはseeだ!」と教えられていたのだが、ネイティブスピーカーに「I like to watch moviesだ。」と言われた?


  私達は次のように学校の英語の授業で習いました。

・「Bird Watching」と言うように、動くものを注意深く観察するように見るのがwatchだ。
・じっと見るのがlook atだ。
・意識せず、眺めるように見るのがseeだ。
「しかし外人は映画は眺めると言う意識が強いのか、映画だけはseeで、 "I go to see a movie."と言います。

と言う事だそうです。
  しかし・・自己紹介の際に"I like to see movies."と言ったら、 ネイティブスピーカーに"I like to watch movies."だと修正されました。何故でしょう?
  これは、上のwatch, look at, seeの定義付けに何も間違いがあるわけではないのです。
これは「注意深く」と言う点がポイントで、例えば友達を映画に誘うとします。
  "Let's go to see the movie."
で何も間違いはありません。しかし、友達に「注意深くジックリと見ろ」なんて事は言う必要もないし、 言う権利もありません。それこそ「見に行こうよ」と言うだけで、そこには「ジックリ見る」と言う ニュアンスは全くないのです。
  一方、もし誰かが"I like to see movies."と言ったら微妙です。 そんなボーッと眺めてる感じで「映画を見るのが好きです」と言うのはちょっとニュアンスが変。 「好き」と言うからにはやっぱりストーリーは追いかけながら吟味して見るものですし・・まぁ 確かにボーッと見るのが好きな人も居るのかも知れませんけどね。
  つまり「映画の場合はseeを使いなさい」と言う決め付け型の英語の教え方は 良く無さそうです。もしその話者に、「何故watchでは無くてseeなの?」と聞く力や聞く機会に 恵まれて無かった場合、きっとそれを教えた英語の講師は「あの先生嘘付いた?」と 思う可能性は十分にあります。せっかく一生懸命教えてるのに損ですよね?
  さて、残りの1つ、look atですが、こちらは何も今までの英語の授業に問題は 無さそうです。ただ、atに固執する必要は全くなく、財布の中身を見るなら"look in"ですし、 周囲を見回すなら"look around"ですし、余り"look at"に固執し過ぎてると今度は表現が 広がらなくなってしまうかも知れません。
  もう受験の為の英語を学ぶ必要がないのなら、逆に色々なlookの使い方に挑戦するのも 良いかもしれませんよね。

  また、seeと言えば、「会う」と言う意味のseeとmeetの使い分けも難しいですよね?
ここでハッキリ言えるのは、初対面にはmeetです。
それ以降はseeと思っていて何も間違いは起こりません。
ただ、meetingは初対面でも無いのにmeetが使われるように、 2回目以降の顔合わせはどちらを使ってもとりあえずは問題無いと言うのが本当のところのようです。

〜まとめ〜

ボーッと見ててsee、考えながら見てwatch、じっと見てlook at

・映画の場合はsee...と言うように、見られるものによってseeかwatchを 判断するとちょっとおかしな英語になると言う事がありえます。
  あくまで見る側の意識として、ボーッと見ているのか、しっかり 吟味しながら見ているのかと言う問題です。上手く使い分けてみましょう。

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