「leading roleでなくprotagonistが良い」と言われたのですが・・・


  今回の話は、日本で教えられている英文法と現地で使われている英語の違いではなく、 現地で使われている英語同士の違いに関しての話なので、ちょっと他での話とは主題が変わって しまうかも知れません・・ただ、現地英語が正しいと唱えるネイティブスピーカの講師さんがたが どこまで自分の国以外の話が出来るかを知るのにはいいケースかと思ったので取り上げてみました。

  最近では、かなりの安価でフィリピンあたりの英会話の先生と、インターネットを 使ったプライベートレッスンが受けれるようになりました。当サイト管理者としては、 英会話初心者ならジェスチャーが使えるくらいのビデオ環境さえあれば安い事に勝るものは無し。 また、ジェスチャー無しで十分会話が楽しめるレベルなら、これも十分良い英語学習手段に なり得るのではないかと考えています。大抵は時間の融通が効きますしね。

  さて、このインターネットを使ったレッスンを受けている女性、 映画の話をしており、他英会話学校で習った"play the leading role"を口にしたところ、 「そんな言い方はしない、普通は"play the protagonist"と言うんだ。
  と言われてしまいました。彼女の日本で習っていた英会話学校は日本人の先生が 教える事が多いので彼女も不安になったのです。

  さて、「この言い方、今は使われているの?」と思った時、世の検索エンジンは とても便利です。" "で囲って、"play the protagonist","play the leading role"をそれぞれ 検索してみるのです。どちらが世界で一般的に利用されている言語か、その割合がすぐに 判ります。
  今上記をそれぞれ検索してみたところ、

・"play the leading role":検索ヒット 1,700,000 件
・"play the protagonist":検索ヒット 1,350,000 件

  大して変わりはないですよね?むしろleading roleの方が一般的かも知れません。
しかし、現地で英語を使っている人達は自分がずっと使っている英語ゆえ、自分の地域の英語を 正解としたがるのは自然です。マクドナルドを東京ではマック、大阪ではマクドを正しいと 言っているのと同じ事で、どちらも現地では正解なのです。

  恐らく、英語力が上がってくればくるほど、似たような話が出てくると思います。 私個人の意見としては、どこかで将来暮らす予定であるとか言うハッキリした目的が無い限り、 日本では「文法的に正しく、正しく意味が通じる英語」を習得する事に力を注げばいいのでは 無いかと思います。このサイトで「文法的に正しい」と思っていても現地の人は余り使って いないのかも知れない表現もあると思います。
  でも私達は日本人です。日本人らしく、「これが日本の英語」と言い返せるくらい に日本でも英語が普通に使われるようになりたいものですよね。


〜まとめ〜

こちらで習った英語の表現を、「そんな言い方はしない」、特に「その言い方はもう 使われていない」などと言われたら・・・?
・まずはその場は「ふ〜ん」と相槌を打って流し、メモっておきましょう。
・家に帰って、検索サイトにて" "でその語句を検索し、自分の今まで習った表現と その日先生が正しいと主張した表現の検索件数を比べてみましょう。

  多い方が一般的な用法です。検索サイトによっては、そのサイトの 地域を絞る事も出来ます。自分の意図する地域ではどんな表現が標準か知るのも 良い方法だと思います。
  大事なのは、「英語表現の正解は1つどころか無数にある」と言う事を 認識する事だと思われます。


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