英会話の教授法には様々なメソッドが確立されています。

@のThe Grammar-Transalation Methodに拘る日本英語教育!もちろんその説明もありますが、 その他にも英語の教授法はたくさんあります。代表的と思われるものを列挙し、説明を加えてみました。 下に紹介させて頂いた中でも、日本に取り入れてみてはと思うDEには実例も付けています。

  日本の、特に公教育の英語授業では、どうしても受験の結果こそが最優先される為、 判ってても世界で行われるような授業は出来ません。
  また、このサイト制作者も英語教員の免許を取得していますが、教育実習で感じた事は、 教育現場では他教師の受け持つクラスとの定期テストまでには進度も合わせる必要がある為に、何も横道に逸れる事も出来ません。 それは私もある程度は理解しているつもりです。しかし、以下に述べるような授業にいつか挑戦するような 気持ちだけは捨てて欲しくないものです。
また、公英語教員で無い方も、一般の生徒様がたも、あなたが英会話教室や学校の授業で経験したメソッドや好みのメソッドはどれなのか考えてみたいものです。


  • @The Grammar-Transalation Method

    中学高校の日本人教師が得意とする一斉授業です。私の卒業後いくらか変わりつつあるのでしょうか?私の知る限りは 変わっていないのですが・・・。
    このMethodの根底には「先生偉い!生徒は従順!」の前提条件があり、この法則が 成立たないクラスでは先生のストレスは尽きないMethodと言えるでしょう。塾はみんな 勉強しに来てるのでまだしも、学校は・・・?
    通常1名の先生が多数、大抵20人以上の生徒の前で文法や英文解釈の講義やを行い、 単語、文も基本的に母国語に置き換えます。授業も基本的には日本語です。 生徒は外国語で書かれた英語を読み、それを正しく訳せるのが究極の目標です。 しかしこのMethodは・・私の本では「mental exercise」とまで言ってます。大学にて海外の文書を理解する為の メソッドと言えるでしょう。


  • AThe Direct Method

    Direct…文字通り直接言語を頭に叩き込む方法です。母国語は使いません。 例えば教師は鳥の絵を出して言います。「a bird」…生徒は「a bird」と続きます。 決して「鳥」と言う言葉は使わないのが特徴。このMethodでは基本的に 文法は教えません。絵や写真を「Direct」に単語に結びつけ、センテンスを 繰り返し真似てるうちに覚えるているだろうと言う文字通りDirectnaなMethodです。
    授業は大抵シチュエーション毎に組み立てられ、今日は学校について、明日は 公園について…と言うように。 ちょっとこのMethodのイメージが付きましたでしょうか? また、発音は一番最初に叩き込まれるのも特徴です。
    私が思うに日本では幼児教育には最高だと思っています。私達もたぶんこうやって 日本語覚たのではないかと思います。また、英語と文法の似た母国語を持った人達にも 十分と言えるMethodじゃないでしょうか?日本語が深く染み付いちゃった大人には・・・無理と言うのが私の意見です。

  • BThe Audio-Lingual Method

    カタカナで書くと、オーディオ・リンガル・メソッド・・リンガル・・・リンガ・・? どっかで聞いたような?そうです。知る人ぞ知るあの英会話スクールの採用しているメソッドです。 センテンス中の単語入れ替えが主役になる勉強法で、たぶんみなさんも授業で やった事あるんじゃないですか?典型例では例えば先生が鳥の絵出して「This is a bird!」、 生徒がこれに続き「This is a bird!」、次に木の絵を出します。「This is a tree!」、 生徒が続きます。一件単なる入れ替えのようですが、視覚や聴覚に訴え掛けるメソッドなので 日本語に訳すより遥かに実践的です。
    それほど考える必要はなく、一方では「量」を必要とするMethodです。 また、「政治」とか言う抽象的な単語には弱く、中級までと考えるのがいいと当サイト管理者は考えています。 旅行英会話などを目的として、ある程度使う状況が想定されているならこちらが近道かも知れません。 また、最近は管理者も個人的に英語を教える上で「文法を学んで文章を組み立てるのは楽しくもなく苦手」 と考えるメンバーも多い事を知りました。そんな方にはむしろ向いている学習方法です。 このMethodで自分の考える事を表現するには、上達まで物凄い量を必要としそうですが 比較的言う内容の決まっている旅行英会話だけを目的とするならむしろ最短距離にも成り得ます。 見据える到達地点の問題と言う感じでしょうか?
    それと1つだけ…このMethodを使う限りは後で要復習。 基本的に暗記なので使わないと忘れるのも大きな特徴です。

  • CDesuggestopedia

    このMethodは凄いです。世の中実行してるとこはあるのでしょうか?「学習は陽気な環境にて促進される」 と言う基本原理に基づいているので、環境は凄い大事とされています。また、「教師が尊敬されていれば生徒の 飲み込みも促進される」ともっともです。…とは言え、耳の痛い法則も根底にはあります。
      どちらかと言うと、内気な人向けと思えるMethodで、勉強中は名を変える!これによって 気持ちがOpenになる事が出来るとか。(管理者もこれは経験がありますが、それほど効果があったかは疑問です) また、唄や音楽により積極的に話す気持ちを起こさせたり、 難しい文法は使わないとか言う事も言われています。 「意味を確かにするのは母国語だ!」と何とも優しい法則を取り上げるのもこのMethod。 そして、最終目的は「生徒がリラックスし、自信を持ったら一生懸命になる必要もなく勝手に上達する!」 と言う事。正しいです。面白いと思わせたら生徒は自然と興味を持ち、伸びるのは自然の理です。
    日本英語教員は、このメソッドによる「リラックスにより能率が上がる」 「母国語により意味を確かにする」と言う理論は全面的に取り入れていくべきと考えています。
    「苦しんだだけ上達する」と言う理論を日本人は好みがちですが、これを読んでみていかがでしょうか?


  • DCommunity Language Learning

      よく英会話教室と呼ばれる場所で、中上級の生徒様とNativeスピーカーの講師の間で使われるMethodです。
    このMethodの学習理論としては「初めての学習は恐いもの。だから取り払ってあげるのが最初の先生の仕事」と言う何とも優しい理論を根底に持ちます。 なのでこの理論上、「先生は生徒の上」と言う雰囲気で立ってはいけません。
    生徒のレベルを知り、各生徒にあったレベルの課題を与える…当たり前ですね。 「生徒は全部一緒じゃない」っと言う事実を認めるのもこのMethodでは大事な原則です。
      このMethodでは生徒が互いに学習経験を分け合う事でお互いを高めていきます。 その方法ですが、私の本にはこう記してあります。 「講師はその生徒達が取り組むActivityを用意する義務を負う」。つまり、 講師はActivityを用意し、生徒同士で勉強出来る環境(大抵はゲームやカード)を 用意する。これが講師の役割です。
      しかしこのMethodは中学高校はもちろん、英会話教室でもなかなか取り入れるのは難しいと思われます。
    理由は簡単です。ここで使われるようなActivityのアイデア集なんてどこにも売っていません。 まして、教師が入れ替わり立ち代わりの大規模な英会話教室などでは、このMethodをいつも…なんて不可能ですよね。
      テストなどが終わって一息的な雰囲気も有る時にでも是非試してみてください。

    Community Language Learningを利用した授業実例

  • ECommunicative Language Teaching

    実はCommunity Language LearningとこのCommunicative Language Teaching の決定的な違いはありません。ただ母国語は禁止。つまり前者が初級用、 後者が中上級用なだけと認識しています。
    やはりこれもActivityを利用します。ゲームをしたり、意見を出し合ったりもする。先生の役目は アドバイザー、さらにコミュニケーションを円滑にする事。話が滞ってたら上手く ヘルプしてあげないといけません。
    また、目標は「コミュニケーションが出来る事」です。 正確に伝わってればそれで良しです。ジェスチャーでも正しく伝わればOK・・ 海外現地の移民受け入れスクールなどで良く使われたりします。
      会話の中で友達も増えて来ると思われますし、「各チーム、好きなを英語でして下さい」 的な英会話サークルなども有る意味ではこれに当てはまるのではと考えています。

    Communicative Language Teachingを利用した授業実例


    以上が代表的なメソッドです。どれも体験はしてみたいものですが、みなさんはいかがでしょうか?